2015年06月の記事
口の中の水膨れ・・・粘液嚢胞
やけどをした訳でもないのに、口の中に水膨れが繰り返し発生する事があります。これは、粘液嚢胞 ≪ねんえきのうほう≫ という疾患かも知れません。
唇や、舌の裏側、頬の内側など、口の中の粘膜の下には米粒程度の大きさの小唾液腺が無数に存在し、そこで産生された唾液は、導管という細い管を通り、粘膜表面に分泌し、口の中を潤します。
唇や舌を誤って噛んでしまったり、スポーツ中の衝突や怪我など、様々な理由で唾液が送り出されてくる管が潰れることで、産生された唾液が排出されずに水膨れのようになったものが粘液嚢胞です。
粘液嚢胞は、まれに自然消滅する場合もありますが、多くは小豆~大豆くらいの大きさで、膨張とパンク(パンクすると、半透明で粘稠度の高い唾液が出てきます。)を繰り返します。
好発部位は下唇、舌の裏側などで、幼稚園児や小学生によく見られます。
緊急性は全くありませんが、粘液嚢胞が水膨れのごとく粘膜表面に張り出ているために、嚢胞を繰り返し噛んでしまう場合などは、治療方針の検討が必要です。
当院で治療させていただく場合は、局所麻酔での切除手術を基本とし、所要時間は15~20分、1㎝程度の創部を1~2針縫合、数日~1週間後に抜糸となります。
(2015.6.28[Sun])
あごの調子が悪い・・・顎関節症かも知れません!
『あごが痛い』
『口が開かない』
『口を開閉すると、カクカク音がする』
・・・これらの症状、顎関節症 ≪がくかんせつしょう≫ かも知れません。
日本顎関節学会では、病態によりⅠ型~Ⅴ型に分類しています。
Ⅰ型:筋肉の症状を主体とするもの
Ⅱ型:関節包、関節靭帯などの周辺組織の病変
Ⅲ型:関節円板という軟骨の転位や変性によるもの
Ⅳ型:関節を構成する骨の変形
Ⅴ型:Ⅰ~Ⅳ型に属さないもの(心因性のものを含む)
本来であれば、エックス線写真撮影に加え、MRI撮影を行い、治療方針を決定しますが、
当院では、以下の対応です。
・エックス線検査:骨の変形の有無等の確認
・スプリント療法:マウスピースを装着、顎への負担軽減を図る。
・薬物療法:関節の炎症を鎮める目的で消炎鎮痛剤を内服する。
※7割程度の方は症状の軽減がみられますが、症状の改善があまりみられない場合は、
MRI検査を含め、大学病院等近隣医療機関をご紹介いたします。
『口が開かない』
『口を開閉すると、カクカク音がする』
・・・これらの症状、顎関節症 ≪がくかんせつしょう≫ かも知れません。
日本顎関節学会では、病態によりⅠ型~Ⅴ型に分類しています。
Ⅰ型:筋肉の症状を主体とするもの
Ⅱ型:関節包、関節靭帯などの周辺組織の病変
Ⅲ型:関節円板という軟骨の転位や変性によるもの
Ⅳ型:関節を構成する骨の変形
Ⅴ型:Ⅰ~Ⅳ型に属さないもの(心因性のものを含む)
本来であれば、エックス線写真撮影に加え、MRI撮影を行い、治療方針を決定しますが、
当院では、以下の対応です。
・エックス線検査:骨の変形の有無等の確認
・スプリント療法:マウスピースを装着、顎への負担軽減を図る。
・薬物療法:関節の炎症を鎮める目的で消炎鎮痛剤を内服する。
※7割程度の方は症状の軽減がみられますが、症状の改善があまりみられない場合は、
MRI検査を含め、大学病院等近隣医療機関をご紹介いたします。
(2015.6.18[Thu])
気を付けたい・・・ウイルス性口内炎
口内炎、ひとつでも出来ると痛くて、本当に困ります。
一般的な口内炎は、アフタ性口内炎と呼ばれる直径数㎜程度の灰白色斑で、自然治癒またはステロイド軟膏の塗布、1週間程度で治癒します。
気を付けたいのは、手足口病、ヘルパンギーナといったウイルス性のものです。
手足口病はその名の通り、口腔粘膜、手、足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症で、幼児を中心に夏季に流行が見られます。
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜に現れる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎で、乳幼児を中心に夏季に流行します。
ヘルペス性口内炎を含め、ウイルス性疾患に対し、口内炎用のステロイド軟膏の塗布は病状を悪化させるため、注意が必要です。
一般的な口内炎とウイルス性、簡単な見分け方は、
・水疱形成:ウイルス性を疑う。
・発熱:ウイルス性を疑う。
・口内炎の個数と大きさ:小さく複数形成される場合は、ウイルス性を疑う。
暑くなるこれからの季節、流行のピークを迎えます。
乳幼児では、発熱でぐったり、口の中を痛がって食べない、痛くて歯磨きを嫌がるなどの様子がみられます。
基本的には対症療法にて、栄養管理、特に夏場の水分摂取に気を付けましょう。
(熱が下がらない、2日以上まともな食事ができない等の場合は小児科受診を検討しましょう!)
一般的な口内炎は、アフタ性口内炎と呼ばれる直径数㎜程度の灰白色斑で、自然治癒またはステロイド軟膏の塗布、1週間程度で治癒します。
気を付けたいのは、手足口病、ヘルパンギーナといったウイルス性のものです。
手足口病はその名の通り、口腔粘膜、手、足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症で、幼児を中心に夏季に流行が見られます。
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜に現れる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎で、乳幼児を中心に夏季に流行します。
ヘルペス性口内炎を含め、ウイルス性疾患に対し、口内炎用のステロイド軟膏の塗布は病状を悪化させるため、注意が必要です。
一般的な口内炎とウイルス性、簡単な見分け方は、
・水疱形成:ウイルス性を疑う。
・発熱:ウイルス性を疑う。
・口内炎の個数と大きさ:小さく複数形成される場合は、ウイルス性を疑う。
暑くなるこれからの季節、流行のピークを迎えます。
乳幼児では、発熱でぐったり、口の中を痛がって食べない、痛くて歯磨きを嫌がるなどの様子がみられます。
基本的には対症療法にて、栄養管理、特に夏場の水分摂取に気を付けましょう。
(熱が下がらない、2日以上まともな食事ができない等の場合は小児科受診を検討しましょう!)
(2015.6.7[Sun])



